納音の意味

各納音の簡単な説明です。あくまでも参考程度に・・・。
もっと詳しいことを知りたい方はその筋の書籍をどうぞ。

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海中金(かいちゅうきん)
海中に沈んでいる金。秘めた才能を持っている。しかし、その金を海中から引き揚げないと、すなわち、自分を表に出さないとその能力は発揮されない。

爐中火(ろちゅうか)
炉の中の火。一定に制御された火力を保っている。温厚で、鋭い知性を持つ。ただし、小さな火のままで満足せず、向上心を持つ必要がある。

大森木(たいりんぼく)
大森林の中の木。目立たないが、安定で落ち着いた存在でバランス感覚に長け、激変することはないが、反面、日の当たらない陰の性格も併せ持つ。

路傍土(ろぼうど)
道路の傍らにある土。地味で何の変哲もなく見えるが、実は重要なもの。意思が強く、堅実に出世をするが、柔軟性に欠けるところがある。

劔鋒金(じんぼうきん)
剣や鋒(ほこ)に用いられる金属。切れ味鋭い才能を持ち、障害や妨害を切り捨てる。ただし、相手も傷つけてしまうことがあるので、争い事を生じやすい。

山頭火(さんとうか)
山頂にて燃えさかる火。非常に目立った存在で、優れた知性を持ち、人を魅了する。ただし、制御を怠ると不用意に近づく者に危害をなす存在となりうるため注意。

澗下水(かんかすい)
谷川の急流を流れる水。活発で勢いがあり、一度目標を定めて努力するとすばらしい才能を発揮する。ただし、気性が激しいため、人と対立しやすいきらいがある。

城頭土(じょうとうど)
城頭から見える土地。発展し、繁栄していく可能性を秘めているため、努力次第で成功をする。反面、特殊な場所だけにプライドが高く、理想に乏しい面もある。

白鑞金(はくろうきん)
錫(すず)のこと。金属でありながら柔軟であり、臨機応変に姿を変えることができる。自分の特徴を見失わず、自信を持つことが大切である。

揚柳木(ようりゅうぼく)
柳の木のこと。向上心は旺盛だが、流れに逆らわず、従順で素直な面を持つ。自分が先頭に立つよりも他人のサポートをすることで成功する。

井泉水(せいせんすい)
地下から湧き出る井水。日照りでも枯れることの無い豊かさと穏やかさを持つ。ただし、大きな度量は望めないため、専門的な分野で努力する方が良い。

屋上土(おくじょうど)
屋根の上の土。安定性があり、知的で精神的な面で優れている。反面、愛情や包容力に乏しく、積極性に欠けるところがある。柔軟性を取り入れると良い。

霹靂火(へきれきか)
激しい雷鳴、晴天の霹靂。明晰な頭脳を持ち、短期的な集中力に非常に長けている。感情や運気の起伏が激しく、忍耐に欠けるところがあるので注意。

松柏木(しょうはくぼく)
長命の常緑樹、松と柏の木。忍耐強くて節操が固く、自分の考えや信念を曲げない。そのため、周囲から浮いてしまうことがあるので注意。

長流水(ちょうりゅうすい)
大河の絶えること無い水流。多くの人々をまとめ、小さいことにこだわらない度量を持つが、マイペースのために思わぬ害をなすことがある。

沙中金(さちゅうきん)
砂の中に混ざっている金。内部にすばらしい才能を秘めているが、その才能を見出されて初めて活躍する。内気なところがあるので、積極的になるとよい。

山下火(さんげか)
山裾で静かに燃える火。すばらしい潜在能力を持つが、それを発揮する機会に恵まれていないことが多い。機会を見出していくことによって充実する。

平地木(へいちぼく)
平地に立っている木。ある程度は恵まれた環境で、平穏無事ではあるが、競合するものがないため、大樹には育たず、向上心や覇気に欠けるところがある。

壁上土(へきじょうど)
壁に塗られた土。頑固なまでの不動の精神力を持ち、物事をやり遂げていく。遊び心に欠けるため、心の余裕や柔軟性を持つとよい。

金箔金(きんぱくきん)
金箔になった金。他の人を輝かせ、長所を引き出す能力がある。しかし、自分自身の本質も金であることを忘れず、地力をつけていかなければならない。

覆燈火(ふくとうか)
灯籠の灯りのように周囲を覆われた火。四方を照らす光にはなれないが、独自の分野において才能を発揮していく。積極性を持つとよい。

天河水(てんがすい)
天から降る雨や雪が集まった大河。万物を潤し、人のためにつくす、なくてはならない存在。ただし、気まぐれで移り気なところがあるため注意。

大駅土(たいえきど)
人馬や荷物が集う街道の要所。理想より現実を重んじ、包容力を持つ。周りに人や物品などをひきつける力を持つが、それが良いものであるかどうかは別の話。

釼釧金(さいせんきん)
かんざしとなった金。場を明るく華やかにし、また人をまとめる能力を持つ。表面と内面が異なることが多く、それが欠点になってしまうこともある。

桑柘木(そうしゃくもく)
桑の木。人々にとって有用な存在で、若いうちに苦労をすればするほど晩年になって運気が上昇していくため、若いうちの苦労は厭わないことが重要である。

大渓水(だいけいすい)
渓谷を流れる水。澄んだ心を持ち、時間をかけ、ゆっくりだが着実に成果を出していく。しかし、全てを包みこむような度量には欠ける。

砂中土(さちゅうど)
砂の中に混ざった土。知的で精神的な面に優れているが、その能力は砂の中に埋もれてしまい、包容力や粘りに欠ける面もある。

天上火(てんじょうか)
天に昇っている太陽。行動力や活力に長けているため、人の上に立ち、尊敬をされる。ただ、高慢で押しつけがましい面があるため注意。

柘榴木(ざくろぼく)
ザクロの木。見かけは悪いが内面は充実している。一見つきあいにくそうに見えるが、実際につきあってみるといい面が見えてくる。

大海水(たいかいすい)
すべての水が流れこむ大海。とても大きな包容力を持ち、豊かな感受性を持つ。凪に見えても急に荒れ狂うように、容易に底が見えない面もある。


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