フィボナッチ数列とExcelの限界

こんにちは、新人スタッフのYです。

先日、『数学ガール』(原作:結城浩/作画:日坂水柯)という漫画を読みました。
その中で「フィボナッチ数列の第100項は何?」という問が出てきます。

『ダ・ヴィンチ・コード』なんかでも出てきたので、詳しくは知らなくても「フィボナッチ数列」という単語は聞いたことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ざっくり言ってしまうと、0番目=0、1番目=1、それ以降は前の2つを足して次の数を出していく、という数列です。

 0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, …

という風に。

主人公達が複雑な手順を踏んでこのフィボナッチ数列の一般項を導き出す中、ある登場人物は、ひたすら計算をして第100項(=100番目)を求めてしまうのです。
まさに力技。根性!!

そこでふと思いました。
「その計算、Excel使えばあっという間なんじゃないの?」

早速やってみました。
ちょちょいのちょーい! ・・・の、はずが・・・撃沈。

なんと、有効桁数が15桁までだったのです(涙)
15桁を超えると、下位の桁はゼロにされてしまうのです。

 【例】123,456,789,123,456,789(18桁) → 123,456,789,123,456,000

普通に使っていて1000兆以上の数を扱うことなんてないですからね。

ひとつ勉強になりました。
これからも精進あるのみです。

(あ、余談ですが、フィボナッチ数列の第100項は「354224848179261915075」です。)